九州で働く女性のライフスタイルマガジン[九州ウーマン]

◆毎日を笑顔で過ごす

人間の性格の気性 は、幼少期に養育者（大きく影響を与える人）、環境などの関わりの中で、９歳までに大半が形成されます。　　　

子供の頃に形成された性格は変わりにくく、思考や言動の癖、生活習慣、価値観、感性など、
大人になっても繰り返されます。

生まれたばかりの赤ちゃんは純粋無垢で、未来に無限の可能性を秘めています。
しかし、家庭での教育によって、「これをしてはダメ」「あなたにはできない」「泣いてはダメ」というように、さまざまな制限がかけられてしまいます。

 

また子供の頃に、ご両親や周りの大人の生き方（感情・思考・態度）をみて、プラスの面だけでなく、マイナスの思い込みも持つようになります。

 

「大人になったら苦労ばかりで大変なんだ」「一生懸命やらないといけない」「強く生きないといけない」など、そんな思い込みを強化し続け、自分の人生を「こう生きよう」と決めていきます。

このように、大人になるにつれて幼少のころに刻み込んだ固定観念は、潜在意識に入り、
現在でも自分でも気づかないうちに心の奥底で持ちつづけ、今でも多大な影響を与えています。

 

私達は、子供の頃「愛されている」「必要とされている」「認められている」と感じる環境で育つと、安定した豊な心が育ち、自ら将来の目標や夢を持つようになります。

そして、それらの土台を築き上げるには家庭教育が大きなカギを握っているのです。