九州で働く女性のライフスタイルマガジン[九州ウーマン]

現在ほとんどのエステ・リラクゼーションサロンが妊婦さんお断りという現実の中、タイ国政府認定のマタニティ＆ベビーを修了したことと、実際の妊婦さんを触った時に感じた、妊娠している体の苦しさを開放したいと思い、マタニティセラピストとして独立。

自分自身セラピストとしても活動しつつ、2012年タイ国政府認定ティーチャーコースまでを修了。日本初のマタニティセラピスト＆ティーチャーとして、全国のタイ古式サロンを「妊婦さんOK」にするべく活動中。

お子様連れや妊婦さんも参加可能なルーシーダットンのレッスンも行なっております。
今後は妊娠力を高める事にも注目し、いろんな意味で産前産後の女性を心身共にサポートしていけるサロンを目指しています。

今年度、タイ古式セラピスト協会会長就任予定。

「世界一気持ちいいマッサージ」と言われるヌアッドボラーン（日本語直訳：タイ古式マッサージ）は、2500年の歴史を持つ、タイ王国の伝統医学であり、代替医療、予防医学としての実績を持つ東洋医学です。

お互いにストレッチ効果がある為、「二人でするヨガ」ともいわれております。

私がタイ古式マッサージを習うにあたって勉強することになったチェンマイの学校に、たまたま「マタニティ＆ベビー」というコースがありました。ちょうど友達や兄弟等身近な人たちの妊娠・出産でベビーラッシュだったこともあり、興味があったので妊婦さんと赤ちゃんマッサージができるこのコースの資格（タイ政府認定）も取って帰りました。

昨今は、妊娠中の夫婦関係などで苦しむ人も少なくなく、妊娠〜出産〜子育てのストレス等から起こる悲しいニュースもよく耳にします。そういう外的なストレスからも普段とは違う心身の変化に苦しむ方も少なくありません。

そうして新しい生命を宿した母体には、様々な体調の変化が起こってきます。いつも以上に足がむくんだり、腰や肩にコリや痛みを感じる等、体の様々な部分に痛みやハリが出てきます。そんな、本当に辛い時期にある妊婦さんを受け入れてくれないリラクゼーションサロンが多いという現状。

多くのセラピストが「何か事故があってはいけない」という理由から、フェイシャル等お腹に関係するとは思えない場所への施術でさえ妊婦さんの受け入れは拒否しているところもあるようです。

しかし、これから新しい生命を生み出そうとしている妊婦さん。だからこそ心身ともに癒されなければならないと思うのです。

私はそんな妊婦さんたちの辛い時期にせめて体の痛みだけでも解放してあげたい、不調を整え心身ともに癒してあげたいという思いから、マタニティ向けのヌアッドボラーン（タイ古式）を始めることにしました。

併せて、自分自身でセルフケアの出来る、「ルーシーダットン（タイ式ヨガ）」もレッスン。
自己整体、自己ヒーリングをしつつ健康になり、妊娠力を高めたり、安産に繋がるよう願いを込めて行なっています。

２０１３年には国内初のタイ国政府認定マタニティ＆ベビーのコースを受けられるスクールの開校と、タイ古式セラピスト協会設立＆会長就任の予定です。