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■ 西山愛の『この人に会いたい』

vol.5　エニアグラムファシリテーター　山田琳子さん

西山愛の『この人に会いたい』vol.5

山田琳子（ヤマダリンコ） Largoわたしらしさ研究所代表　

パーソナルカラーと顔タイプ診断（テイスト）で外側から、エニアグラムで内面を深く探求していくお手伝いをして、その方が持っている魅力を最大限に引き出してさしあげたい・・・と考えております。

この方にお会いしたのは、今年の始めに参加した九州ウーマンのランチ会。
「九州ウーマンでお客様とのご縁がつながっています」
と、親しみのわく笑顔で目をキラキラさせてお話されていたのが、とっても印象的でした。

あまりお話できなかったこともあり、改めて「どんな方なのだろう？」とプロフィールページにお邪魔したのですが……。提供されている事業のＰＲはあっても、ご自身のことについてはあまり書かれていないのです。
そこで、『その人』に対して興味が大きいワタクシ西山、逆に興味をかきたてられて会いに行ってまいりました。

本日ご紹介するのは、エニアグラムファシリテーター＆パーソナルスタイリストの、山田琳子さんです。

(今度はファッション関連の本とご一緒に)

『Largoわたしらしさ研究所』の代表をされています。

わたしらしさ研究所の意味するところはなんとなく想像がつきますが、Largo(ラルゴ)にはどういう意味があるのでしょうか？

「実は音大の出身で。せっかくだから音楽用語からとろうと思ったんです。それで、自分から一番遠いものを選びました」

いきなりの音大というワードに驚きました。まさに「つかみはＯＫ」です（笑）。

そして一番遠いとは？　Largoを選ばれたのには3つの理由がありました。

・『Largo＝幅広くゆるやかに』自分がすごくせっかちな人間なので、ゆったりを身につけていけるように

・出会う方がゆったりした気持ちになるといいなということ

・好きなブラックジャックに出てくる犬の名前がラルゴ

りん子さんとブラックジャック……。勝手なイメージながら、このギャップに二度目の「つかみはＯＫ」です（笑）。

しかし、お話していてせっかちな感じを受けないのはラルゴ効果でしょうか。

カラーサロンとしてスタートされた10年前から『Largo』を使い続けているところに、想いの深さがうかがえます。

音大から『わたしらしさ研究所』に至ったいきさつについてもうかがいました。

「もともと絵か音楽か、進路で悩むくらい絵も好きで。改めて色彩の勉強するつもりが、習った先生がパーソナルカラーの先生だったっていう（笑）。そこで養成講座に誘っていただいて、誘われるものにはのっちゃおうと……フットワ―クは軽い方ですね。重厚感はまったくありません（笑）」

(ご用意くださったカラーの資料＆お仕事アイテム)

たまたま出会ったパーソナルカラー。その勉強のかたわら、もともと興味のあった心理学を大学の通信講座で学ばれたとのこと。全てはつながっているとはいえ、ここにもフットワークの軽さが垣間見えます。そして『エニアグラム』との出会いへ……。

「エニアグラムのワークショップに初めて出た時に、『こんなおもしろいものがあるんだ』って。ワークショップの中で、どんどんその方が自分に出会って輝いていく。
『私これでよかったんだ』っていうＩ’ｍＯＫが出てくる。
強い自信みたいな、何かの気付きがある様子をずっと見ていて、『あーすごいな』って。
そういうお手伝いができたらいいなって思うようになりました」

“エニアグラムは人間の性格を9つに分類し、それぞれの個性をどう活かすか、どう生きるかを教えてくれる「素晴らしい知恵がつまった人生の地図」のようなものです”
（わたしらしさ研究所ＨＰより）

例えば…… 問題が起きた時にどういう風に対応するか？
どうしよう？となる人もいれば、解決に向けて動く人、楽観主義の人も。
どれが一番ということはなくて、全てのタイプがいることでうまくまわっているというお話に、本当にそうだな～と引き込まれていきました。

「誰もが全てのタイプを持っているけれど、本質＝内面の輝ける部分につながるものはひとつですよということなんですね。ただ、本質ではない所の私を『私』として意識していることもあります。そこにご本人が気付くことが大事で。私はそのプロセスに立ち会う人っていう立ち位置です。自分を出すことなく、客観的に目の前の方としっかり向き合うこと。難しくておもしろいです」

(エニアグラムの図を書いてくださいました）